国会議員らは英国政府に対し、価値が大幅に変動する可能性や投資額全額を失うリスクを理由に、ビットコインなどの仮想通貨への投資をギャンブルの一形態として扱うよう求めた。財務特別委員会は、仮想通貨投資の特徴がギャンブルに酷似していることを発見し、王立造幣局による非代替トークン(NFT)の作成計画を批判した。しかし財務省は、金融サービス規制の方が適切であるとして、仮想通貨をギャンブルとして規制すべきという要求を拒否した。仮想通貨業界の業界団体は委員会の調査結果に強く異議を唱えた。同委員会は、ビットコインの新規ユーザーの40%が35歳以下の男性であり、一般に高リスク行動と関連付けられる人口統計であることを示す調査結果を引用した。ギャンブルヘルプライン慈善団体は、過去2年間で仮想通貨投資に関連する300件以上の相談を受けたと報告したが、仮想通貨への投資で15万ポンドを失った元ギャンブル中毒者も委員会のアプローチを支持している。