CoinDeskによると、ブラックロックiシェアーズ・ビットコインETF(IBIT)は金曜日、運用資産(AUM)が20億ドルに達し、最近発売されたスポットビットコイン商品の中でこのマイルストーンを達成した最初の製品となった。この数字にはグレイスケールのGBTCは含まれていない。GBTCはクローズドエンドファンドからスポットETFに転換した時点で運用資産総額が300億ドル近くあった。投資家は木曜日にIBITに約1億7,000万ドルを追加し、同ファンドはさらに約4,300ビットコイン(BTC)を購入し、保有するトークンの総数は49,952となった。金曜日の初めにビットコインの価格が4万ドルの水準を大きく上回ったため、運用資産残高は20億ドルを超えた。

ETFストアの社長ネイト・ジェラシ氏によると、現在運用資産が20億ドルを超えるこのファンドは、過去1年間に立ち上げられた600以上のETFの中で資産規模で第3位にランクされており、IBITがまもなくナンバーワンのファンドになる可能性があるとみている。次に20億ドルの大台を突破しそうなファンドは、フィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)で、1月25日時点で4万4000ビットコイン弱を保有している。