ドナルド・トランプ大統領がイランからの暗殺脅迫を明らかにし、米軍は警戒を強めた。
米国の諜報機関は、イラン軍によるトランプ大統領に対する現実的かつ具体的な脅威を確認した。
シークレットサービスはトランプ大統領に対する2度の暗殺未遂を阻止し、警備を強化した。
2024年米国大統領選候補のドナルド・トランプ氏は、イランから新たな暗殺脅迫を受けていることを明らかにした。諜報報告によると、イラン軍は米国を不安定化させるためにトランプ氏の暗殺を計画しているとされる。
トランプ氏は、脅威の高まりに懸念を示し、米軍全体が警戒態勢を敷いていると述べた。トランプ陣営は、米情報機関がイランが元大統領を狙った現実的かつ具体的な脅威を警告していることを確認した。
トランプ大統領はソーシャルメディアへの投稿で、状況の深刻さを強調し、次のように述べた。
誰にとっても良い状況ではありません。私は今まで見たこともないほど多くの男たち、銃、武器に囲まれています。
トランプ大統領は懸念を表明したが、シークレットサービスへの予算増額について議会に感謝の意を表した。超党派の承認により、潜在的な脅威から元大統領を守るための追加資金が確保される。
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1838802596066209994
シークレットサービスはここ数カ月ですでにトランプ大統領暗殺未遂事件を2度阻止している。両事件とも米国民が実行したもので、イランを含む外国勢力の影響を受けているとみられている。
ロナルド・ロウ代行長官の指揮の下、シークレットサービスの職員はセキュリティ上の不備について厳しい監視を受けている。最新の事件では、トランプ大統領と他の2人が負傷し、襲撃者が無力化される前に出席者1人が死亡した。
キンバリー・チートル氏の辞任を受けて就任したロウ氏は、地元の警察は発砲前に犯人を捕まえるべきだったと認めた。同氏は、警察の手法は依然として健全であると国民に保証したが、職員が不足していることを認めた。
米国の諜報機関も、イランがトランプ陣営のハッキングに関与したとの疑惑を抱き、米国の選挙に干渉しようとしていることに懸念を表明している。こうした展開を受けて、警戒と予防措置の強化を求める声が高まっている。