Justin氏はすでに“Q-Day”対策へ
今日はCoinPostにちょっと気になるニュースが
Glassnodeによると『BTC供給量の31.2%、約626万BTC』の公開鍵がすでにBlockchain上へ露出しているとのこと
5月時点では604万BTC、30.2%だったので約5か月でさらに約22万BTC増えています💥
🔶まず誤解しないでほしいこと🔶
とりまこれは「BTCの31.2%が今すぐ盗まれる」とか、現在の量子コンピューターでBitcoinの秘密鍵を破れるという話ではないですよ
問題になるのは将来、十分に強力な量子コンピューターが実現した場合です
公開鍵がすでに露出している資産は量子耐性を持つ方式へどう移行するのか?という問題が出てきます
そして今日このニュースを見て思い出したのがJustin Sun氏が以前から問題提起していた“Q-Day”への備えです🚨
🔶Justin氏は4月にすでに問題提起🔶
Justin氏は4月
“Quantum security shouldn’t be a debate;
it should be a feature.”
と発言
量子セキュリティは「議論するもの」ではなく「機能として備えるもの」という考えを示し、TRONの
Post-Quantum Upgrade Initiativeを発表しました
ここで大事なのは量子コンピューターが実際に脅威になってから考えるのではなく『その前に移行できる仕組みを用意する』という考え方です
🔶その後、TRONは実際に開発へ🔶
発表だけで終わらず、Post-Quantum Signature Support「TIP-899」が公開
耐量子署名として
FN-DSA-512
ML-DSA-44
をTRONへ組み込む設計が進められました🚀
さらに7月にはNile TestnetでFN-DSA-512を実際に有効化
問題提起
↓
アップグレード計画
↓
仕様策定
↓
Testnetで検証
🔹Audit
🔹Bug Bounty
🔹Governance
などを経てMainnet導入へ進む段階です
🔶今日のニュースと何がつながる?🔶
今回Glassnodeが示したのは、将来もし耐量子方式へ移行する必要が出た時、すでに626万BTCという巨大な対象が存在しているということです
Blockchainの量子対策は新しい暗号方式を作れば終わりではありません
🔹Wallet
🔹Exchange
🔹Custodian
🔹Network
なども含めて大量の資産をどう安全に新しい方式へ移行するのか?まで考える必要があるんですね💦
なのでJustin氏が以前から問題提起していたのも、単に「量子コンピューターは怖い」という話ではなく、“Q-Dayが来る前にBlockchain側が移行できる状態を作っておく”という問題だったんだと思います
今日『31.2%わ626万BTC』という具体的な数字が出たことで、以前は少し未来の話に見えた「量子時代にBlockchainをどう移行させるのか?」というテーマが、かなり現実的に見えてきた感じがします
“Quantum security shouldn’t be a debate;
it should be a feature.”
今日のニュースと合わせて見ると、この言葉の意味が大事なのがわかりますね

