最終更新日:2025年1月3日
免責事項:MiCA要件に従い、EEAユーザーによる未承認のステーブルコインの使用には一定の制限が設けられます。詳細は、こちらをクリックしてください。
備考:2025年1月21日10:00(UTC)より、バイナンスマージンでは、ユーザーの証拠金資産の資本効率を高めるため、クロスマージンProの初期証拠金要件と維持証拠金要件を調整しています。加えて、証拠金レベルとクロスマージンProのその他のパラメーターの計算方法を変更し、担保ヘアカットと未決済注文の損失を考慮するようになりました。このFAQの以前のバージョンについては、上記の2番目のタブ(「旧Proモード」)を参照してください。
2024年12月17日00:00(UTC)より、クロスマージンProの新規および既存のユーザーは、クロスマージンProを使用するに当たり新たにクイズに回答の上、更新した証拠金取引利用規約に同意する必要があります。これらの要件は、ユーザーが今後のクロスマージンProへの変更を認識および理解し、ポジションに必要な変更を行うために用意されています。アンケートはこちらからご回答いただけます。
上記の要件を満たさない場合、既存のクロスマージンProアカウントには次の条件が適用されます。
この記事では、以下の内容を解説します。
バイナンスクロスマージンProは、経験の深いトレーダー向け商品です。最大20倍までのレバレッジに対応し、当初証拠金および維持証拠金の要件が軽減されています。バイナンスクロスマージンProではより高いレバレッジをご利用いただけるものの、高レバレッジに伴うリスクの軽減のため、リスク管理の徹底を推奨します。
さらに、バイナンスクロスマージンProでは担保ヘアカット(割引率)が証拠金レベルの計算に反映されます。そのため、担保の市場価値が変動すると、ヘアカットの影響も加わり、証拠金レベルがより大きく変動する可能性があります。クロスマージンProの証拠金レベルの計算方法は、こちらをご覧ください。
クロスマージンProモードへの切り替え方法の詳細は、よくある質問の「バイナンスでクロスマージンProモードを有効にする方法は?」にある手順ガイドをご覧ください。
備考:最大レバレッジはお住まいの地域によって異なります。この記事の最後にある制限対象国一覧をご覧ください。
| モード | クロスマージンクラシック | クロスマージンPro |
| 証拠金タイプ | 証拠金は、クロスマージンアカウントのすべてのポジションで共有されます。 | |
| レバレッジ | アカウントレベルに基づき、3倍または5倍で固定されます。 | トークンのポジション区分(ポジションサイズ別のレベル)に応じて、レバレッジと借入額が設定されます。最大レバレッジは、お住まいの地域に応じ、10倍または20倍となります。 |
| 証拠金レベル | 証拠金レベル = 総資産 ÷(総負債 + 利息) クロスマージンクラシックの証拠金レベルの計算方法は、こちらをご覧ください。 | 証拠金レベル =(純担保総額 - 未決済注文の損失合計)÷ 必要維持証拠金の合計 クロスマージンProの証拠金レベルの計算方法は、こちらをご覧ください。 |
| 最大借入額 | 担保証拠金レベルが上限の1.5(3倍レバレッジの場合)または1.25(5倍レバレッジの場合)に達するまでトークンを借入できます。各トークンには、最大借入制限が適用されます。 | 最大借入額は利用可能な証拠金に基づき決まり、ポジションレベルに応じてトークンごとに最大借入制限が適用されます。 最大借入額の計算方法は、こちらをご覧ください。 |
| 担保ヘアカットの影響 | 担保ヘアカットは、最大借入可能額および出金可能額の計算に反映されるものの、証拠金レベルの計算には反映されません。 | 担保ヘアカットは、証拠金レベル、最大借入額および最大振替可能額の計算に反映されます。 |
| 清算対象証拠金レベル発動基準値 | 証拠金レベル ≤ 1.1 | 証拠金レベル ≤ 1.0 |
| 借入限度額 | 段階制、VIPレベルおよび当初証拠金要件に基づきます。 | 段階制、VIPレベルおよびポジション区分に基づきます。 |
はい、Proモードとクラシックモードでは証拠金レベルの計算に異なる計算式が使用されます。さらに、Proモードでは証拠金のヘアカットや未約定注文の損失も証拠金レベルの計算に含まれる一方、クラシックモードでは含まれません。詳細は、クロスマージンプロおよびクロスマージンクラシックの証拠金レベルに関するよくある質問をご覧ください。
借入可能な最大額は「利用可能証拠金」を用いて計算されます。最大借入額の計算方法は、こちらをご覧ください。また、トークンごとに最大借入制限が設定され、これは「クロスマージンProポジションレベル」のセクションにあるマージンデータページで確認できます。
次の条件を満たす場合は、クロスマージンProモードに切り替えられます。
備考:*切り替え前に、Pro証拠金レベルが2を超えているかどうかを確認できない場合があります。詳細は、クロスマージンProモードを有効にする方法に関するガイドをご覧ください。
切り替え後の担保証拠金レベルが当初リスク比率(5倍の場合は1.25、3倍の場合は1.5)を上回っている場合、クロスマージンクラシックモードに戻せます。
クロスマージンProモードでも、引き続きマージンコール比率(MCR)をカスタマイズできます。カスタマイズできるMCRの範囲は1.3から2の間で、クロスマージンProの既定MCRは1.5となっています。
クロスマージンProモードに初めて切り替えた際、クラシックモードの設定にかかわらず、MCRは自動的に1.5に設定されます。ProモードとクラシックモードのMCRの設定は別々に保存されるため、それぞれカスタマイズできます。そのため、クラシックモードとProモードを切り替える際には、保存された各モードのMCR設定が自動的に適用されます。
証拠金レベルが未決済ポジションの損失額を含めて清算基準を下回った場合、システムはユーザーの証拠金レベルを回復させるため、まずすべての未約定注文をキャンセルします。この処置により、証拠金レベルが清算基準以上に回復すれば、清算を回避できる可能性があります。
ただし、未約定注文をキャンセルしても証拠金レベルが清算基準を下回っている場合は、清算処理が継続されます。
| クロスマージンPro 20倍レバレッジをご利用いただけない国 |
| フランス(FR) |
| 英国(GB) |
| ポルトガル(PT) |
| オーストリア(AT) |
| アラブ首長国連邦(AE) |
| イタリア(IT) |
| スウェーデン(SE) |
| マルタ(MT) |
| フィンランド(FI) |
| ノルウェー(NO) |
| ルクセンブルク(LU) |
| アイルランド(IE) |
| ジブラルタル(GI) |
| デンマーク(DK) |
| ポーランド(PL) |
| バーレーン(BH) |
| セイシェル(SC) |
| オーストラリア(AU) |
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