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永久先物契約のポジションをオープンする際に必要なコストの計算方法

Binance
2021-09-15 03:22
トレーダーは、ポジションをオープンする前に、ウォレット残高に必要最低限の資金があることを確認する必要があります。ポジションをオープンする際の必要なコストには、当初証拠金とオープンロス (ある場合) が含まれます。オープンロスは、先物取引の価格が不利になったときに発生します (例えば、マーク価格がロング注文の注文価格よりも低くなった場合など)。バイナンスでは、トレーダーが注文を出す際に強制的な清算を回避するため、ポジションをオープンする際に必要なコストの1つとしてオープンロスを計上しています。ポジションをオープンする際に必要なコストにオープンロスが含まれていなければ、ユーザーが注文を出した時点ですぐにポジションが清算されてしまう可能性が高くなります。
ポジションオープンに必要なコストを算出する式は以下の通りです:
コスト = 当初証拠金 + オープンロス (存在する場合)

1. 指値・逆指値注文のオープンに必要な費用

ステップ1: 当初証拠金の算出

当初証拠金
= 想定元本 / レバレッジレベル
= (9,253.30 * 1 BTC) / 20
= 462.66

ステップ2: オープンロスの計算

オープンロス
= 契約数 * 絶対値 {min[0, 注文方向 * (マーク価格 - 注文価格)]}
注文方向: ロング注文の場合は1; ショート注文の場合は-1
(i) ロング注文におけるオープンロス
= 契約数 * 絶対値 {min[0, 注文方向 * (マーク価格 - 注文価格)]}
= 1 * 絶対値 {min[0, 1 * (9,259.84 - 9,253.30)]}
= 1 * 絶対値 {min[0, 6.54]}
= 1 * 0
= 0
ユーザーがロング注文をオープンした場合、オープンロスはありません。
(ii) ショート注文におけるオープンロス
= 契約数 * 絶対値 {min[0, 注文方向 x (マーク価格 - 注文価格)]}
= 1 * 絶対値 {min[0, -1 * (9,259.84 - 9,253.30)]}
= 1 * 絶対値 {min[0, -6.54]}
= 1 * 6.54
= 6.54
ユーザーがショート注文をオープンした場合、オープンロスが発生します。

ステップ3: ポジションのオープンに必要なコストを計算

ロング注文にはオープンロスが存在しないため、ロングポジションをオープンする際、必要なコストは当初証拠金と同等となります。
(i) ロングポジションをオープンする際に必要なコスト
= 462.66 + 0
= 462.66
ショート注文はオープンロスが存在するため、当初証拠金の他にオープンロスを考慮する必要があり、ショートポジションをオープンする際のコストが高くなります。
(ii) ショートポジションをオープンする際に必要なコスト
= 462.66 + 6.54
= 469.20 (四捨五入による差)

2. 成行注文をオープンする際に必要なコスト

ステップ1: 想定価格の算出

ロング注文: 想定価格 = ask[0] * (1 + 0.05%) ,オープン注文: 想定価格 = max (入札[0],マーク価格)
(i) ロング注文の想定価格
= ask[0] * (1 + 0.05%)
=10461.77 * (1 + 0.05%)
= 10467.0009
(ii) ショート注文の想定価格
= max(入札[0], マーク価格)
= max (10461.78,10461.78)
= 10461.78
*[0]:レベル 1 価格

ステップ2: 当初証拠の算出

当初証拠金 = 想定元本 / レバレッジ
(i) ロング注文の当初証拠金
= ロング注文の想定価格 * 契約数 / レバレッジ
= 10467.0009 * 0.2 / 20
= 104.670009
(ii) ショート注文の当初証拠金
= ショート注文の想定価格 * 契約数 / レバレッジ
= 10461.78 * 0.2 / 20
= 104.6178

ステップ3: オープンロスの算出

オープンロス
= 契約数 * 絶対値 {min[0, 注文方向 * (マーク価格 - 注文価格)]}
注文方向: ロング注文の場合は1; ショート注文の場合は-1
(i) ロング注文におけるオープンロス
= 契約数 * 絶対値 {min[0, 注文方向 * (マーク価格 - 注文価格)]}
= 0.2 * 絶対値 {min[0, 1 * (10461.78 - 10467.0009)]}
= 0.2 * 絶対値 {min[0, -5.2309]}
= 0.2 * 5.2309
= 1.04418
ユーザーがロング注文をオープンする際には、オープンロスが発生します。
(ii) ショート注文におけるオープンロス
= 契約数 * 絶対値 {min[0, 注文方向 * (マーク価格 - 注文価格)]}
= 0.2 * 絶対値 {min[0, -1 * (10461.78 - 10461.78)]}
= 0.2 * 絶対値 {min[0, 0]}
= 0.2 * 0
= 0
ユーザーがショート注文をオープンした場合、オープンロスは発生しません。

ステップ4: ポジションオープンに必要なコストの算出

ロング注文の場合はオープンロスが発生するため、当初証拠金の他にオープンロスを考慮する必要があり、ロングポジションをオープンするためのコストが高くなります。
(i) ロングポジションをオープンする際に必要なコスト
= 104.670109 + 1.04418
= 105.71 (四捨五入による差)
ショート注文にはオープンロスが存在しないため、ショートポジションをオープンにするのに必要なコストは当初証拠金と同等となります。
(ii) ショートポジションをオープンにする際に必要なコスト
= 104.6178 + 0
= 104.61 (四捨五入による差)
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