債務上限引き上げの期限(6月1日)が近づく中、フィッチ・レーティングスは木曜日、債務上限危機の解決を妨げている党派間の対立の悪化を反映して、米国の「AAA」格付けをネガティブウォッチに置いたと発表した。格付け会社はデフォルトの可能性は「非常に低い」と考えているが、デフォルトが発生した場合には米国の格付けを(アイルランドや韓国と同様)AA-に引き下げることになる。
ホワイトハウスの報道官は、フィッチの報告書は超党派の合意に達する必要性を強調しており、債務不履行が選択肢ではないことを示すさらなる証拠があると述べた。
米財務省は、債務上限を巡る争いが企業や米国人家庭に深刻な損害を与え、納税者の短期借入コストを上昇させ、米国の信用格付けを脅かしていると述べた。 (ゴールデンテン)
