PANews によると、dYdX の創設者であるアントニオ・ジュリアーノ氏が、dYdX Trading Inc. の CEO を辞任すると発表した。同氏は会長兼社長に就任し、同社の業務執行パートナーであるイヴォ・クルンコビッチ・ルブサメン氏が新 CEO に就任する。ジュリアーノ氏は、自分で会社を経営する必要はないと気付いたと述べた。同氏は、自分が dYdX の創設者であり、これからもそうあり続けることを強調した。CEO になる必要がないと気付いた同氏は、会社を自ら経営する準備ができるまで、社内の他のリーダーたちを指導し、リーダーシップの道を歩ませ始めた。同氏は今年初め、その人物が長年の友人であり業務執行パートナーであるイヴォ・クルンコビッチ・ルブサメン氏であり、会社を引き継ぐ準備が完全にできていることに気付いた。

ジュリアーノ氏はまた、dYdXはまだ完成には程遠く、現在のチャンスはかつてないほど大きいと述べた。同氏は、DeFiが暗号通貨の主な用途となり、デリバティブがその中で重要な役割を果たすだろうと信じており、これは非常に明らかになっている。