シンシア・ラミス上院議員(ワイオミング州共和党)は、証券取引委員会による暗号通貨業界への取り締まりに賛成していない。現在、同議員は同委員会の物議を醸している新たな暗号通貨政策の 1 つを阻止すると誓っている。

「SECは権限を濫用していると思う」と、同氏は今週、Yahoo Financeとの幅広いインタビューで語った。

SECは、CoinbaseやBinanceを含む多くの大手企業に対する訴訟が係争中であり、多くの面で暗号資産業界を抑制するための積極的な取り組みの最中である。

業界に影響を与えるSECの政策の1つは、2022年3月に「スタッフ会計速報121」として発行されたもので、顧客の暗号資産を保有するすべての金融機関に対し、自社のバランスシート上で保有するよう求め、投資家にそれらの資産を保護するリスクについて警告している。GAOは今週、SECはこの政策ガイダンスを議会に承認のために送るべきだったと述べた。

ラムミス氏は現在、これがSECの権限濫用のもう一つの例であるとして、それが拘束力を持つことを阻止すると誓っている。今後数週間で上院と下院でこの取り組みへの支持を集められると考えているラムミス氏は、デジタル資産管理会社が破綻した場合、この速報が消費者に損害を与える可能性があると述べている。

「それは「常識的なルールではない」とラムミス氏はYahoo Finance LIVEのインタビューで語った。「スタッフ向けの速報として発行されたが、拘束力がある」

ラムミス氏は、ワシントンで暗号通貨業界にさらなる透明性を提供するために、他の方面にも取り組んでいると述べた。その中には、キルステン・ギリブランド上院議員(ニューヨーク州民主党)と共同で提出した、この分野の規制方法を概説する大規模な暗号通貨法案も含まれる。