米証券取引委員会は、人工知能(AI)を利用して仮想通貨やその他の資産の自動取引を実行するとの主張に関して、投資家に虚偽の情報を提供したとして商社リマール社と和解に達した。 SECによると、Rimar LLCとRimar USAのオーナー兼最高経営責任者(CEO)のItai Liptz氏とRimar USAの取締役であるCliffard Boro氏は、人工知能を利用して仮想通貨、株、債券、その他の投資を取引し、45の米ドルの投資家から400万ドル近くを稼ぐことができると主張した。しかし実際には、同社は人工知能を使用しておらず、新興技術の使用は投資家を欺くために使用される単なる「流行語」であるとSECは指摘した。リマールUSAは、規制当局の調査結果を認めも否定もせずに、告訴を解決し、総額31万ドルの民事罰金を支払うことに同意した。 (復号化)