Crypto Banterとして知られる人気の暗号通貨YouTuberは最近、ビットコインスポットETFの承認に関する偽ニュースの可能性がビットコイン価格の急騰を引き起こした経緯について議論した。
10月16日に投稿された動画で、司会者は、SECがブラックロックのビットコインスポットETFを承認したというニュースが同日早朝に広まったと説明した。このニュースにより、ビットコインの価格は28,500ドル前後から一時30,000ドルを超えるまで急騰した。
しかし、司会者はそのニュースが偽物だったことを明らかにした。ブラックロックはビットコインETFを承認していないことを認めた。偽ニュースの元の情報源であるコインテレグラフは後に記事を撤回し、編集した。
こちらもおすすめ: ビットコインETF承認の偽りの噂でBTC価格が急騰
司会者は、これは市場操作の意図的な試みだと示唆した。偽ニュースのおかげで、ビットコインの価格が急騰した際に大量の空売りが清算された。また、ETFのニュースが本物だと信じた新たな買い手も引き付けた。
真実が明らかになった後、ビットコインの価格は再び28,000ドルのレベルまで下落した。司会者はこれを、内部情報を持つクジラが偽のETF承認ニュースを広める典型的な「パンプ・アンド・ダンプ」の動きと呼んだ。
ビットコインのスポットETFは大いに期待されているが、司会者は視聴者に対し、ソーシャルメディア上の未確認の噂には注意するよう警告した。司会者はライブストリームチャットで、情報源を徹底的に調査し、ETFの承認が偽りであることを突き止めた自身の研究チームを称賛した。
Crypto Banter はまた、偽の ETF 記事が誤りであると証明できない場合、Cointelegraph は意図的な市場操作で法的措置に直面する可能性があると示唆した。Twitter 探偵 ZachXBT の最近のツイートでは、おそらく元の情報源は Telegram グループであることがわかった。
このテレグラムチャンネルのユーザーは、ツイートの39分前にCoinTelegraphが報じたのと全く同じフェイクニュースを投稿した。その後、メッセージとアカウントは削除された。pic.twitter.com/CP98ex56ZU
— ZachXBT (@zachxbt) 2023年10月16日
続きを読む: アナリストによると、グレースケールETFは暗号通貨に差し迫った変化をもたらすだろう
この日の早い時間に起きた出来事を踏まえ、crypto.news では、詳細が明らかになった時点でこの件についてさらに詳しくお伝えする予定です。

