10月2日、合成ドルステーブルコイン「USDE」を発行するEthenaがTRONチェーンへの展開を発表しました。

「またステーブルコインが増えたのか」

と思った方、少し待ってください。

EthenaのUSDEは普通のステーブルコインとはかなり仕組みが違います😊


USDEとは何か

USDCやUSDTは「ドルを準備金として持ち、それに連動してトークンを発行する」仕組みです。

EthenaのUSDEは違います。

ETHなどの暗号資産を担保として持ちながら、デリバティブ市場でショートポジションを取ることでドルペッグを維持する「デルタニュートラル戦略」を使っています。

つまり担保が暗号資産なのに、価格変動リスクをヘッジして1ドル≒1USDEを保つという設計です。

さらにそのショートポジションから生まれるファンディングレート収益を、保有者に還元する仕組みも持っています。

最盛期には年率30%を超える利回りが話題になりました(現在は市場環境によって変動します)。


なぜTRONに来たのか

EthenaはこれまでEthereumとEthereumのL2を中心に展開してきました。

TRONに来た理由は明確で、規模とユーザーベースです。

TRON上には現在約958億ドルのUSDTが流通しており、24時間アクティブアドレスは380万以上。

特にアフリカ・中南米・東南アジアのユーザーが多く、まさにEthenaが「次のフロンティア」として狙いたい層と重なります。


TRONエコシステムにとっての意味

TRONはこれまで「USDTのチェーン」というイメージが強かったですよね。でも最近の動きを見ると:

  • JustLend DAOのTVLが50億ドル超

  • EthenaのUSDEが新たに参入

  • DeFi Summer Season 2で流動性が増加

「ステーブルコイン送金のインフラ」から「DeFiエコシステムとしても使われるチェーン」への移行が、静かに進んでいる気がします。

USDEとUSDTが共存するTRON上のDeFi、これから面白くなりそうです👀

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